こんにちは
社長(経営者)の仕事ってなんですか?
一言でいえば「儲かる仕組み作り」を考える事です。
でも実際は個人商店ともなれば、現場に入って営業をスタッフと一緒に切り盛りして「儲かる仕組み作り」を生み出す販促に時間が割けないのが現実ではないでしょうか?
私もそうでした。
営業時間中は労働者としてあくせく働き、販促物を作る時間は深夜0時をまわってから。
これじゃ、体もきつくなるし長い目でみたらやっていけないですよね?
その販促に充てる時間を営業時間内にどうやって作るか?
今、自分のやってる仕事をスタッフにやってもらう。
そんなのわかってる、わかってるけど自分にしかできない仕事ってものがあるんだよ。と言われることでしょう。
本当にそうでしょうか?
例えば和食屋で料理の基本となる出汁。これって重要なものだから、自分でやらなきゃ気が済まない社長が多いです。
出汁をとる作業を分解してみましょう。
①昆布を~リットルの水に~時間浸けておく
②その寸胴を火にかける
③沸いてきたら昆布を取り出し鰹節を~グラム入れる
④火を止めて漉す
⑤醤油を~リットル入れる
大体こんな流れです。
「出汁をとる」っていうと難しそうに聞こえますが、実際は分解してみると火を止めるタイミングを教えればスタッフにもできそうじゃないですか?
魚を下すのは任せられない。
ある居酒屋さんでは、最初は色々な魚を仕入れて刺し盛を出していましたが、ある時それを止めてマグロをメインの食材にした事でアルバイトにも出来るようになり自分の仕事を一つ減らすことに成功した社長もいます。(マグロなら柵で仕入れて切るだけですもんね)
私はこう書きましたが、それでも任せられる人材がいないからしょうがない。というかもしれません。
この考え方は危険です。あなたが自分で全部やってしまうから、スタッフは安心してしまうし、任せてないから人が育ってこないんです。
今、時間が取れないと嘆いているのは自分自身の行動の結果です。
仕事を分解してスタッフに渡していく。その結果、自分の「儲かる仕組み作り」に取り組む時間を作る事ができる。仕事は時間内に終わらせて社長だって自分のプライベートの時間欲しいですよね?
販促に充てる時間を最低一日に一時間は取りたいところです
このお話しは続きがありますので、それはまた次回。
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