先日、プロ野球の日本シリーズが終わり
ヤクルトが優勝しましたね。
第六戦までもつれ、両者互角の戦いは
目が離せませんでした。
オリックスとヤクルト、
両者に共通している事は
前年最下位からの優勝ということ。
血の滲むような努力もあったでしょうが
たった一年で立て直した
両監督はすごい事をやってくれました。
私も自分の店を廃業した経験をもち
苦い思いもしましたが
再就職先の店で結果を残し
今では苦い経験を生かし
売上げに伸び悩んでいる飲食店を
サポートする立場までになりました。
諦めたらそこから先は
何も生まれません。
いま悩んでいる事も
コツコツとやっていれば
必ず解決できますよ。
という事で今日も張り切ってお届けします。
今回のお話しは「言葉のアイディアで
人を動かす」です。
言葉だけで、普通の物を特別なものに
変える方法、それは「だけしか」「限定」です。
言葉を限定する事で
「普通の物」が
「欲しい物」に変えられます。
例えばお店のナポリタンをウリに
したい時にあなたなら
どんな言葉で伝えようとしますか?
「ほっぺが落ちるくらい美味しいナポリタン」
悪くはないです。
でもこの言葉はありふれていて
人を動かすまでは行かないでしょう。
そこで「だけしか」を使って
ナポリタンを特別なナポリタンにしてみます。
「懐かしのケチャップ味。今だけ復活。
伝説のナポリタン」
又は
「今だけ800円。伝説のナポリタン。
喫茶店で食べた懐かしいケチャップ味」
どうですか?
限定の言葉を入れるだけで
「今食べなきゃ」という
欲求が生まれます。
もっと強調したい時は
具体的な数字を入れます。
「お客さんの9割が注文する
伝説のケチャップ・ナポリタン
今だけ復活!」
こんな感じ。
他にも
「こだわりのハンバーグ」より
「一日10皿限定。
こだわりのハンバーグ」の方が
食べてみたいと思いませんか?
限定するだけで普通のハンバーグより
注文される可能性が高まり
お客さんも特別な物を食べたという
満足感が生まれます。
「鮮度抜群・刺身盛り合わせ」よりも
「港から直送。当店でしか食べられない
鮮度抜群!刺身の盛り合わせ」
またこんな場面でも使えます。
「愛してる」より
「一度だけしか言わないからね・・・
愛してるよ」の方が
より強く気持ちが伝わります。
このように言葉一つで
お客さんに伝わりやすくなりますので
是非、販促に取り入れて下さいね。