本日のテーマは
チラシの「ターゲットコピー」と呼ばれる
物に関してお話ししますね。
このターゲットコピーで
チラシに興味を持ってもらえるか、スルーされるか
決まると言っても過言ではありません。
大手、マクドナルドやスシローと言った
チラシが新聞に折り込まれてきますが
それらを見ると、ターゲットは絞り込んでなく
新商品の発売とクーポンが付いている程度です。
両社とも若い年代から年配の方まで
幅広い層に親しまれているので
あえてターゲットに訴えかけるような
チラシにしていないと思います。
しかし私達、個人飲食店は
ターゲットを絞り込んで
そこに届くようなキャッチコピーを
作る必要があります。
「誰でもいいから来てください」的な
表現をすると結局、誰にもそのチラシが刺さる事無く
スルーされてしまいます。
例えばラーメン屋さんで
昔ながらの醤油ラーメンがウリのお店なら
「コッテリはきついと感じるあなたへ」とか
「昔食べた懐かしい味の醤油ラーメンを
探しているあなたへ」と書くと
中年層(40~50代)のお客さんに刺さる
キャッチコピーになります。
このように具体的に「あなたの為のお店ですよ」
という事を教えてあげるのが、
ターゲットコピーです。
道を歩いていて、前の人が落とし物をして
「落とし物ですよー」って叫ぶと
前に歩いている全ての人が振り返ります。
「赤い服の方~落とし物ですよ~」って
言ってあげれば、「あっ、私の事だ!」って
気付きやすくなりますよね。
チラシは全員に読んでもらう必要はありません。
あなたが欲しているターゲットに
読んでもらえればいいんです。
このターゲットに「刺さる」コピーが
出来るかどうかで、チラシの反応率が大きく
変わります。
SNS全盛の時代でもチラシは極めて有効な
集客手段です。